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引越し

引っ越し業者の全知識|失敗しないための注意点とベストな業者の選び方

引越し業者のアイキャッチ

「引っ越し業者は使うべき?」「どの業者がいいの?」など、引っ越し業者の利用を考えていませんか?

引っ越し業者は引っ越しの際に、なくてはならないサービスですが、選び方には注意が必要で、間違えると相場以上の料金を払うことにつながります。

そこで、2つの引っ越し業者で営業をしてきた筆者が、業界での経験を踏まえ、下記の流れで引っ越し業者についての基本情報や、おすすめの業者の選び方までを紹介します。

  1. 引っ越し業者は何をしてくれる会社?
  2. 効率よく複数社探して見積もりを取るためのコツ
  3. 見積もりはこの業者から!引っ越し業者おすすめランキング
  4. 引っ越し見積もりの3つの注意点
  5. 1社に決めるための6つの比較ポイント
  6. 引っ越しでやることリスト

全て読めば、引っ越し業者の探し方から、見積もりのコツ、最終的な1社の選び方までわかり、あなたにとって理想の業者を安く使えるようになります。

1. 引っ越し業者は何をしてくれる会社?

口コミ・評判

N さん(20代・単身引っ越しを検討)
引っ越し業者は何をしてくれるんでしょうか?そもそも必要なんですか?

引っ越し業者とは引っ越しの一部、もしくは大半を手伝ってくれる業者のことで、引っ越し時にはなくてはならないサービスです。

CMでお馴染みの「アート引越センター」など、世の中には引っ越し業者が3,000社以上存在します。

1-1. 引っ越し業者がしてくれること

引っ越し業者は、下記のように、自分でするのが大変な下記の作業を行ってくれます。

  • 引っ越しの荷物の運び出し
  • 次の住所までの運送
  • 新居への家財の運び入れ・家具の設置

引越し業者がしてくれること

引用:アート引越センター

また、オプションサービスをつけることで、以下のことも行ってくれるので、引っ越しの作業を全て任せることも可能です。

  • 荷物をダンボールに詰めてくれる
  • 新居でダンボールを開けて、使うべき場所に設置してもらえる
  • エアコンや洗濯機などの取り外し・設置を行ってくれる

引っ越しを快適にするために、必須のサービスです。

1-2. 引っ越し業者を使うのにはいくらかかる?

口コミ・評判

N さん
引っ越し業者はいくらくらいで使えるものなんですか?

引っ越し業者は荷物量や、移動距離などを計算して料金を出すため、実際に見積もりを取らないといくら料金がかかるのかは知ることができません。

ただ、このページでは過去の引っ越し事例をもとに、移動距離・荷物量(家族の人数)別に相場を算出しました。

-スマホの方は左右にスクロールが可能です-

単身 2人家族 3人家族 4人家族 5人家族以上
~15km未満
(同市区町村程度)
35,000円 62,000円 75,000円 86,000円 101,000円
~50km未満
(同都道府県程度)
37,000円 66,000円 84,000円 95,000円 113,000円
~200km未満
(同一地方内程度)
46,000円 83,000円 97,000円 109,000円 129,000円
~500km未満
(関東〜関西程度)
59,000円 116,000円 149,000円 166,000円 202,000円
500km~
(長距離)
70,000円 153,000円 173,000円 203,000円 249,000円

また、人気の時期・日にちは高くなりますから、時期・日にちによって下記の料金が割増されると考えておきましょう。

  • 3月中旬~4月上旬:1.7倍
  • 3~4月の上記以外:1.3倍
  • 大型連休:1.2倍
  • 土日祝日:1.1倍

1-3. 使わない場合はどうなる?

口コミ・評判

N さん
思っていたより高いですね。業者を使わずに引っ越しってできるのでしょうか?

不可能ではありませんが、下記の理由でおすすめしません。

  • 養生を自分でする必要がある
  • 自分で運ぶのが難しい物もある
  • 新居まで輸送するのが難しい
  • ダンボールなどの資材を自分で用意することになる

①養生を自分でする必要がある

養生とは、下記のように室内や、マンションの共用設備に傷がつかないように保護する作業です。

養生

引用:サカイ引越センター

養生をしないと、室内などに傷が付いてしまいますし、マンションの共用部に傷がついた場合、マンションの管理会社などからあなたの責任にされてしまいます。

養生を必須にしているマンションも多く、自分で引っ越しを行う際も、室内や共用部への傷がつかないように自分で養生をする必要があります。

②自分で運ぶのが難しい物もある

冷蔵庫やベッドなど大型の家具・家電は、2~3人がかりで運んでも難しいため、経験がない人が運ぼうとすると、怪我や故障にもつながりますから引っ越し業者に任せた方が安心です。

引っ越し業者によっては、下記のような一軒家の研修施設で徹底的に研修しているので、難易度の高い物件や家具でもスムーズに対応してくれます。

サカイの研修設備

引用:サカイ引越センター

また、テーブルなどそのままでは出し入れができない物は、引っ越し業者なら解体してくれますが、使わない場合、自分で解体・組み立てを行う必要があります。

さらに、運ぶ最中に、家具・家電が壊れた場合、引っ越し業者であれば補償してくれますが、自分で運んで壊れたときは自己責任です。

③新居まで輸送するのが難しい

引っ越し業者は下記のように、サイズの違うトラックをいくつも持っていて、荷物量や家の周辺の道幅に合わせてベストな車両で輸送してくれます。

引用:サカイ引越センター

引っ越し業者を使わない場合は、自分で車両を用意することになりますが、大型のトラックは専用の免許がないと運転ができません。

軽トラなどを使うと、運べる荷物が少ないので何度も往復しなければならなかったり、大型の家具は積めないこともあります。

④ダンボールなどの資材を自分で用意することになる

引っ越し業者はダンボールをくれることが多いですが、お願いしない場合、ダンボールなどの梱包資材は自分で用意する必要があります。

Amazon(https://www.amazon.co.jp/)などを使えば手に入りますが、引っ越し業者ならちょうどいいサイズのダンボールを必要な枚数提供してくれます。

その他、引っ越し業者は洋服を掛けたまま運べるハンガーケース(図左)、靴を下駄箱と同じように運べるシューズケース(図右)など便利に収納するグッズを用意しています。

サカイの梱包資材

引用:サカイ引越センター

1-4. どうやって引っ越し業者を選べばいい?

口コミ・評判

N さん
引っ越し業者は利用したほうがいいんですね。引っ越し業者はたくさんあるようですが、どうやって選べばいいですか?

引っ越し業者は、3,000社以上ありますが、下記の流れで、複数社から実際に見積もりをとった上で1社に絞るべきです。

見積もりの方法① 見積もりの方法② 見積もりの方法③

なぜ複数社から見積もりを取るの?

複数社を競わせることで安くなるからです。

引っ越しは定額のサービスではなく、あなたの条件を元に、業者が自社のルールで料金を算出し、そこから割引をしてくれることもあります。

この割引をしてくれるか、また、いくら引いてくれるかが「ライバルの有無」で大きく変わります。

複数社から見積もりを取るべき理由

上記のように、複数社から見積もりをとっている状況では、業者は自分の会社を使ってもらうために、安くしようと努力してくれます。

私が見積もりをしていた時の事例で言うと、似た状況でもライバルの有無で倍近くの差をつけたこともあります。

サービスも考えて、ベストな業者を選べる

複数社の見積もりを取ることで、割引後の価格や、サービス内容も比較して、1社厳選できるので、より安くていい業者に出会いやすいです。

業者を選ぶイメージ

そのため、必ず、複数の業者から見積もりを取ることを意識しておきましょう。

1-5. どのくらい前から引っ越し業者を探すべき?

口コミ・評判

N さん
引っ越し業者は、複数社から見積もりを取るんですね。いつから始めればいいですか?

引越しまで3ヶ月を切っているなら、少しでも早く、見積もりを取り、予約をしましょう。

引っ越し業者のトラックや、作業員には限りがあり、遅くなると予約が埋まっていきます。

安くてサービスのいい業者から埋まりますから、あなたの条件で一番いい業者の見積もり・予約が取れなくなります。

いい業者から埋まってしまう

また、直前になると、複数社から見積もりを取るのが難しくなりますし、最悪、対応可能な業者が見つからなくなります。

複数社の見積もりが取れない

時期別に下記の期日を過ぎると、予約が一気に埋まり、選択肢が狭まり、安くなりにくくなります。

3月~4月上旬に引っ越す場合 1ヶ月前
それ以外の時期に引っ越す場合 2週間前

3ヶ月前だと見積もりに対応していない業者が多いものの、3ヶ月を切っていれば問題なく対応してくれます。

いい業者を使うためにも、3ヶ月を切っていて、下記の情報が決まっていてればすぐに引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)で見積もりを取りましょう。

  • 引越しの希望日
  • 引越し先の住所
  • 運ぶ荷物

次の章で、あなたにあった業者を見つけるための見積もり方法を紹介していきます。

2. 効率よく複数社探して見積もりを取るためのコツ

口コミ・評判

N さん
どうやって複数の業者を探して、見積もりをお願いすればいいんですか?

複数社から見積もりを取るためには、下記の2つの方法がありますが、一括見積もりサイトを使うべきです。

  • ×1社ずつ連絡し見積もりをお願いする
  • ◯一括見積もりサイトを使う

一括見積もりサイトとは、完全無料で「一気に複数の引っ越し会社に見積もりをお願いできるサービス」で、下記の流れで見積もりが取れます。

  • ①あなたの情報を1回だけ入力する
  • ②対応可能な業者に一括で見積もり依頼
  • ③各社、見積もりを行い、見積もり額を提示

見積もりサイトの利用の流れ

2-1. 一括見積もりサイトを使うべき理由

口コミ・評判

Nさん
なぜ一括見積もりサイトを使った方がいいんでしょうか?

シンプルに、手間なく、あなたの条件に対応してくれる複数の業者に見積もりを取れるからです。

1社ずつ問い合わせると入力の手間もかかりますし、あなたの条件で対応してくれない業者に問い合わせてしまうと二度手間です。

また、サイトの利用は業者にもわかりますが、「一括見積もりサイトを使う=複数社から見積もりを取っている」と判断する業者も多く、使うだけで、ライバルを意識した価格を出してくれます。

一括見積もりサイトが無料で使える理由

利用者が完全無料で使えるのは、引っ越し業者がサイトにお金(広告料)を支払っているからです。

また、インターネットなどの紹介でも利益を出していて、利用後提案の連絡が来ることもありますが、1度断ればしつこくされることもありません。

不要ならはっきり伝えましょう。

サイトを使うと高くなる?

口コミ・評判

Nさん
引っ越し業者がお金(広告料)を払っているのなら、サイトを使うと引っ越し代金が高くなるのではないでしょうか?

そんなことはありません。過去2社の引っ越し業者でも、他社の知人に聞いても、広告料は考慮せずに見積もりを出していました。

反対に、ライバルがいて、しっかり比較するお客様なので、むしろサイトを使う人の方が安くなる傾向にあります。

2-2. 一括見積もりサイトのデメリット

口コミ・評判

Nさん
いいサービスなんですね。本当に使う上でデメリットはありませんか?

唯一のデメリットとして、一気に複数の会社に見積もり依頼をすることになるので、利用後、電話やメールで大量の電話が来るようになることです。

引越し見積もりサイトのデメリット

1時間で10件近くの電話が来ることもあり、電話が鳴り止まなくなります。

こういった状態を防ぐためにも、「見積もり依頼をする業者を選べる」サイトがおすすめです。

業者を選べるサイトの場合

下記のように、あなたが選んだ会社からしか電話が入りません。

 

業者を選べるサイトの場合

無駄な連絡を減らすためにも、業者が選べる見積もりサイトを使いましょう。

2-3. どの一括見積もりサイトがいいの?

口コミ・評判

Nさん
一括見積もりサイトはいくつかあるようですが、どれを使えばいいでしょうか?

結論を言うと、引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)が最もおすすめです。

理由は、下記の3つの観点で、他の見積もりサイトよりも優れているからです。

  • 業者を選んで、見積もり依頼ができる
  • 提携業者数が最も多い
  • 見積もり依頼前に概算料金を確認できる

主要な一括見積もりサイト12社を比較すると下記のようになります。

  業者の選択 提携業社数 概算価格
引越し侍 330社以上
引越し価格ガイド × 330社以上 ×
ズバット引越し比較 220社以上 ×
引越し見積もりEX × 210社以上 ×
SUUMO引越し 130社以上 ×
価格.com引越し 110社以上 ×
LIFULL引越し 100社以上
引越しネット 35社以上 ×
引越し達人セレクト × 15社以上 ×
アットホーム引越し 10社以上 △※
楽天引越し 5社以上 ×
比較.com × 3社以上 ×

※◯円~◯円とざっくりとした概算価格が表示

引越し侍は、上場企業の株式会社エイチームが運営する一括見積もりサイトです。

提携業者数は最大で、CMで話題の大手業者からも、知名度がない優良業者からも見積もりが取れます。

下記のように、概算価格・口コミなどを参考に根拠を持って、見積もり依頼する業者を選ぶことができます。

引越し侍の業者選択画面

Web上だけで概算の料金がわかるため、「大まかにいくらくらいかかるか知りたい」という方にもおすすめです。

引越し侍公式ページ:https://hikkoshizamurai.jp/

引越し侍には複数の引越し見積もりサービスがあり、「業者が選べないサービス」も存在します。使う場合は上記の「業者が選べるサービス」を利用するようにしましょう。

2-4. 引越し侍の使い方は?

口コミ・評判

Nさん
業者を選べる引越し侍を使えばいいんですね。どうやって業者を選べばいいですか?

引越し侍にあなたの情報を入力すると、対応業者が出てきて、3社まで選択できるため、下記の通り3社選んでいきましょう。

サービスにもこだわりたい人

3. 見積もりはこの業者から!引っ越し業者おすすめランキング」で比較した結果、下記の業者がサービス面、もしくはサービスと料金のバランス(コスパ)で優れているので、下記から3社選びましょう。

サービス重視の人におすすめの業者ランキング

  • 1位:アート引越センター
  • 2位:サカイ引越センター

コスパ重視の人におすすめの業者ランキング

  • 1位:日本通運
  • 2位:人力引越社

価格を最安にしたい人

「概算価格」が安いものを3社選びましょう。

価格重視の方の選び方

「概算価格」は過去、引越し侍を使った人の引越し実績から算出されているため、これが安いものを選んでおけば、最終価格も安くなりやすいです。

2-5. 引越し侍に入力した後の流れ

口コミ・評判

Nさん
引越し侍で見積もり依頼をした後はどうなりますか?

引越し侍に情報を入力、見積もり依頼すると、各社電話やメールで連絡をくれ、見積もりを出してくれ、それをもとに1社選びます。

引越侍を使った後の流れ

予約をするまでは、一切料金がかかりませんから、遠慮せずに複数社から話を聞きましょう。

見積もり金額が出るまでには、下記2つのパターンがありますが、あなたの引越し条件を元に業者が判断します。

  • そのまま電話やメールで見積もりが進む
  • 訪問を打診され、訪問見積もりで料金を出す

ただ、「電話で終わらせたい」など、どちらかの強い希望があれば、相談してみましょう。

また、引越し侍の利用中に「仮予約」という表示が出ますが、これはあくまでも「見積もりの依頼(予約)」で、引っ越し業者側にもそう伝わっています。引っ越しの予約をしたことにはならないので安心してください。

3. 見積もりはこの業者から!引っ越し業者おすすめランキング

口コミ・評判

Nさん
一番いい引っ越し業者を選びたいのですが、どの業者がおすすめですか?

この章では全国に展開していて、利用者の多い大手の引越し業者16社を下記の観点で比較しました。

  • サービス評価:引っ越しの満足度を左右する5つのポイントで評価
  • 価格帯:単身・家族別に利用者のデータを元に算出

引っ越し業者16社の比較表

-スマホでは左右にスクロールできます-

おすすめ業者 サービス評価 価格帯 サービス評価の根拠
単身 家族 サービス内容 梱包資材 引越安心マーク 社内教育 補償
アート引越センター 9.4/10
1.6/2.0

1.8/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0
サカイ引越センター 9.1/10
1.4/2.0

1.7/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0
アリさんマークの引越社 8.8/10
1.4/2.0

1.4/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0
日本通運 8.6/10
1.6/2.0

1.0/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0
人力引越社 8.3/10
1.2/2.0

1.6/2.0

2.0/2.0

1.5/2.0

2.0/2.0
ハトのマークの引越センター 8.1/10
1.3/2.0

0.8/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0
西濃運輸 7.7/10
1.1/2.0

1.6/2.0

2.0/2.0

1.0/2.0

2.0/2.0
福山通運 7.3/10
1.5/2.0

0.8/2.0

2.0/2.0

1.0/2.0

2.0/2.0
SGムービング 7.1/10 やや高
0.8/2.0

0.8/2.0

2.0/2.0

1.5/2.0

2.0/2.0
アップル引越センター 6.7/10
1.8/2.0

1.4/2.0
×
0/2.0

1.5/2.0

2.0/2.0
ファミリー引越センター 6.4/10 やや安
1.5/2.0

1.4/2.0
×
0/2.0

1.5/2.0

2.0/2.0
アーク引越センター 6.3/10 やや安
1.4/2.0

1.4/2.0
×
0/2.0

1.5/2.0

2.0/2.0
ベスト引越サービス 6.2/10 やや安
1.3/2.0

1.4/2.0
×
0/2.0

1.5/2.0

2.0/2.0
ハート引越センター 6.1/10 やや安
1.5/2.0

1.6/2.0
×
0/2.0

1.0/2.0

2.0/2.0
LIVE引越サービス 5.7/10
1.3/2.0

1.4/2.0
×
0/2.0

1.0/2.0

2.0/2.0
クロネコヤマト 5.3/10 非対応
0.8/2.0

0.5/2.0
×
0/2.0

2.0/2.0

2.0/2.0
  • 価格帯は主要見積もりサイトの利用者の実績をもとに算出しています。
  • 「-」は一括見積もりサイト13サイトに家庭向け引越しの料金事例が掲載されていない業者
  • サービス評価の根拠の内訳は「サービス評価の採点基準」で紹介しています。

以上を元に評価し、おすすめ業者を出すとすると、下記のようになります。

サービス重視の人におすすめの業者ランキング

コスパ重視の人におすすめの業者ランキング

それぞれ紹介していきますが、これらの業者を使う場合も引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)などを使い、複数社に見積もりを取ることが大切です。

引越し侍は上記のおすすめ業者全てに対応しています。

3-1. サービス重視の人におすすめの引っ越し業者ランキング

多少高くても、質の高いサービスを受けたい、という方は下記の2社がおすすめです。

  • 1位:アート引越センター
  • 2位:サカイ引越センター

サービス1位:アート引越センター

アート引越センター公式ページ

アート引越センター(アートコーポレーション株式会社)は、1977年設立の大手引っ越し会社で、サービスの評価が最も高い業者です。

アート引越センターの特徴

  • ◯手の行き届いたサービス内容で何から何までしてくれる
  • ◯社員教育も行き届いていて、丁寧なサービスが期待できる
  • ×サービスがいい分、価格は平均より高い

アート引越センターでは、引っ越し後に1度だけ家具移動してくれたり、無料でダンボールを回収してくれるなど引越し後まで手厚くサポートしてくれます。

また、梱包資材も下記のように豊富で、食器ケース、シューズボックスも貸してくれるので、引越しが快適です。

アート引越センターの強み

引用:アート引越センター

社内制度も充実していて、引越しを想定した一戸建ての「研修施設」での研修、利用者の声を反映した「社内資格」などが整備されていて、作業の質は高いです。

ただ、価格目安は下記の通りで、相場より高いため、複数社しっかり比較した上で利用しましょう。

アート引越センターの価格目安 県内 県外
単身 平常期(5~2月) 44,000円~47,000円 58,000円~89,000円
繁忙期(3~4月) 66,000円~70,500円 87,000円~133,500円
家族 平常期(5~2月) 65,000円~87,000円 86,000円~180,000円
繁忙期(3~4月) 96,000円~130,500円 129,000円~270,000円

アート引越センター公式ページ:https://www.the0123.com

サービス2位:サカイ引越センター

サカイ引越センター公式

サカイ引越センターは引っ越しの「売り上げ」と「件数」が6年連続No.1の最大手の引越し業者で、アート引越センターに次いでサービスがいいです。

サカイ引越センターの特徴

  • ◯サービス評価はアートに次いでトップクラス
  • ◯社員教育も行き届いていて、丁寧なサービスが期待できる
  • ×サービスがいい分、価格は平均より高い

サカイ引越センターは、自社で下記のような作業の難易度が高い「一戸建ての家」の研修施設を持っていて、作業員はここで研修を受けています。

サカイの研修設備

引用:サカイ引越センター

そのため、作業の質は極めて高く、荷物の破損や、建物への傷などのリスクは低いです。また、梱包資材・サービスも業界トップクラスに充実しているので、快適な引っ越しができます。

ただ、価格の目安は下記の通りで、相場よりもやや高いため、アート引越センターや価格が相場通りの業者と比較して、割引を狙いましょう。

サカイ引越センターの価格目安 県内 県外
単身 平常期(5~2月) 46,000円~48,000円 60,000円~91,000円
繁忙期(3~4月) 69,000円~72,000円 90,000円~115,500円
家族 平常期(5~2月) 64,000円~87,000円 85,000円~178,000円
繁忙期(3~4月) 96,000円~130,500円 127,500円~267,000円

サカイ引越センター公式ページ:http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/

3-2.コスパ重視の人におすすめの引っ越し業者ランキング

料金は抑えつつ、質の高いサービスを受けたい、というコスパ重視の方は下記の2社がおすすめです。

  • 1位:日本通運
  • 2位:人力引越社

コスパ1位:日本通運

日本通運の公式ページ

日本通運は、1937年創業の老舗の運送会社で、引っ越しに関してもトップクラスのサービススペックを持っています。

日本通運の特徴

  • ◯価格は単身、家族引っ越しの両方が安い傾向
  • ◯運送業のネットワークを生かして、要望を柔軟に聞いてくれる
  • △サービス上位2社と比べると、梱包資材などで劣る

運送業者として最大手だけあって、「船での輸送」など、トラック以外での運送も幅広く対応してくれます。

引越しの拠点(支店)は業界最多の200以上あり、どこからどこに引越しをする場合も使いやすいのが特長です。

ただ、他社では無料でもらえるダンボールが有料になるなど、梱包資材の面でサービスの評価は上位と比較してもやや落ちます。

日本通運の価格目安 県内 県外
単身 平常期(5~2月) 30,000円~32,000円 40,000円~60,000円
繁忙期(3~4月) 45,000円~48,000円 60,000円~90,000円
家族 平常期(5~2月) 49,000円~66,000円 66,000円~137,000円
繁忙期(3~4月) 73,500円~99,000円 99,000円~205,500円

日本通運公式ページ:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

コスパ2位:人力引越社

人力引越社の公式ページ

京都に本社を置く「人力引越社」は、2005年に設立された引越業者で、低料金ながら高水準のサービスが受けられます。

人力引越社の特徴

  • ◯サービスの評価が高く、単身、家族引越しの両方が安い傾向
  • ◯梱包資材が充実しており、快適に引越ができる
  • △ダンボールなど一部の資材は配送料がかかる

人力引越社は、”最低の料金で最高の満足を運ぶ”をモットーとしている引越業社です。

電話やネットでの見積もり料金が確定したあとの追加料金は一切かからないため、安心して引越ができます。

また、万が一荷物の破損などがあった場合も保険会社を通してしっかり対応してくれます。

低価格を売りにしている引越業社の中では十分すぎるほどサービスの質は高く、コスパ良く引越しがしたい方に特におすすめです。

ただ、ダンボール、布団袋、ハンガーケースなどの梱包資材に配送料がかかるため、荷物が多い方は想像以上に料金が嵩む可能性があります。

人力引越社の価格目安 県内 県外
単身 平常期(5~2月) 31,000円~33,000円 41,000円~63,000円
繁忙期(3~4月) 46,500円~49,500円 61,500円~93,000円
家族 平常期(5~2月) 48,000円~66,000円 65,000円~135,000円
繁忙期(3~4月) 72,000円~99,000円 97,500円~202,500円

人力引越社公式ページ:https://www.j-h-kyoto.com/

4. 引っ越し見積もりの3つの注意点

口コミ・評判

Nさん
見積もり依頼の方法や、どの業者を優先すればいいかはわかりました。見積もり対応はどうすればいいですか?

基本的に、見積もり依頼をした後は、各社の指示に従い、見積もりを出してもらえば問題ありません。

ただ、下記の点を注意しておくことで業者選びに失敗しにくくなります。

  • 1社目はその場での返答をしないこと
  • 2社目以降で、他社の料金を伝えるときは慎重に
  • 返事をする前に見積もり書を詳しく確認すること

4-1. 1社目はその場での返答をしないこと

引っ越しの見積もりをとると、1社目から下記のように言われることが多いです。

今、うちに決めてくれたら◯円まで下げますよ!

他社に料金を確認されて、値下げ合戦になるのを嫌がり、多くの引越し業者は上記のように打診してきます。

ただ、特に1社目の見積もりであれば、下記の理由でその場での申し込みをするのはおすすめしません。

  • ここで聞いた◯円を他社に伝えればさらに安くなる可能性がある
  • サービス(契約)の内容もじっくりと比較した方がいい

すでに他社に見積もりを聞いていて、その上で魅力的な金額・サービスであれば問題ありませんが、そうではない場合は「一度考えて、使うようなら連絡する」と伝えましょう。

その際、「あなた以外の人」(同居人・家族・会社・両親)に決定権があると伝えると粘られにくくなります。

<例>
最終的にお金を出すのは両親なので、両親に聞かないとわかりません。
明日には確認できるので、お願いするようなら連絡します。

4-2. 2社目以降で、他社の料金を伝えるときは慎重に

「他社から見積もりをとった」と伝えると、下記のように他社の料金を聞いてきます。

ちなみに、A社さんの見積もりはいくらでしたか?

この際、他社の料金を伝えると、それを基準にされてしまうことがあります。

他社の金額が思ったより高かった場合、「割引はそこまでしなくてもいいかな」と思われることがあるので、他社の料金に納得できていない場合、伝えない方がいいです。

納得できる金額が他社で出ていたら正直に伝えてもいいですが、そうではない場合、あたかも1社目のように振る舞うようにしましょう。

<例1. 納得できる金額が他社で出ていた場合>
業者:他社さんの見積もりはもう聞かれました?
あなた:はい!A社さんに見積もりを実施いただきました。
業者:そうですか、A社さんはいくらとおっしゃっていました?
あなた:◯円です。

<例2. 納得できる金額が出ていない場合>
業者:他社さんの見積もりはもう聞かれました?
あなた:まだです!この後、A社、B社さんに見積もりを出してもらいます。

他社の見積もり額に嘘をついてはいけないの?

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Nさん
他社の料金を聞かれたら、思いっきり安い金額と嘘をつけばもっと安くなるのではないですか?

うまくいく可能性もありますが、おすすめしません。

なぜなら、引越し業者は他社の相場感も把握しているため、あまりに安く伝えると嘘だとバレるためです。

どうしてもという方は、単身者で1割、家族で2割程度安く伝える程度にしておきましょう。

4-3. 返事をする前に見積もり書を詳しく確認すること

見積もりを取る中で、明らかに安い金額が出た場合、そこに決めたくなる可能性もありますが、金額だけで決めると失敗する可能性があります。

よくある失敗例として、価格だけで選んでしまった人の例を紹介します。

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N さん(20代・家族の引越しで利用)
他の会社よりも1万円以上安くしてくれたので、引っ越し業者を決めたのですが最悪でした。
荷物の扱いは雑で、テーブルの脚に傷をつけられたのに、その後補償をしてもらえません。
また、荷物をトラックに乗るだけしか載せてくれず、ダンボール4箱を自分で運ぶことになりました。

Nさんは見積もりの価格だけで決めてしまい失敗しています。

まず、作業が雑で、そのせいで家具に傷がついたのに、業者からは満足できる対応をしてもらえませんでした。

また、積みきりという「トラックに乗るだけしか積まない」という契約にされていたのに気付けず、一部の荷物は宅配便で運んだそうです。

こういった、業者の良し悪し、契約内容をきちんと把握しておかないと後々から後悔する可能性が高いです。

5. 1社に決めるための6つの比較ポイント」を参考に見積もり書にはきちんと目を通し、不安なことは確認した上で1社に決めるようにしましょう。

料金の交渉はできるの?

可能です。

ただ、複数社に見積もり依頼をした上で、以上の注意点を抑えつつ料金を確認すれば、交渉しなくても、各社の料金を抑えることができます。

しかし、より安くしてほしいという方は全ての業者から料金を聞いた後に、一番高い業者に電話をかけ、割引を相談しましょう。

<例>
あなた:先日お見積もりをしてもらった◯◯です。実は、A社さんから「◯円でどうですか?」と言われているのですが、御社はもっと安くなりますか?
業者:でしたらうちは◯円まで下げられます。いかがですか?
あなた:ありがとうございます。同居人に相談してみます。

一番高い業者にこれを確認することで、さらに安くなっていく可能性が高いです。

ただ、業者ごとに割引の限度がありますから、割引をしてくれないこともあります。

また、何回も上記の相談をすると、業者からすると終わりが見えず、断られる可能性が出てくるため、1社につき1回までにしておきましょう。

ワンポイントアドバイス:引っ越しの日程の範囲を広くできるならそれを伝えよう

日程に融通が効く人は、それを伝えることで、安くなる可能性が高まります。

ちょうど同じ方向に向かうトラックがある日程など、安くする日にちを選んでくれます。

<例>
4月15~21日のなかで一番安い日がいいです。夕方遅い時間と16日の終日だけ避けて下さい。

5. 1社に決めるための6つの比較ポイント

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Nさん
3社から見積もりを取り終えました。最後はどうやって業者を決めればいいですか?

各社の料金が決まったら、下記のポイントを確認しておきましょう。

  • どこまで作業をしてくれるか(重要度:★★★)
  • 契約条件に問題ないか(重要度:★★★)
  • 引越安心マークの有無(重要度:★★★)
  • 作業員の人数(重要度:★★☆)
  • 補償内容(重要度:★★☆)
  • 梱包資材をもらえるか(重要度:★★☆)

金額だけでなく、上記の項目も合わせて、トータルで比較し、1社に絞ると失敗しにくいです。

5-1. どこまで作業をしてくれるか(重要度:★★★)

  • 養生※をしてれるか
  • 洗濯機の取り付け・取り外しをしてくれるか
  • ベッドなど大型家具は解体してくれるか
  • 引越し後、ダンボールを回収してくれるか

上記に対応してくれるか、見積もりに金額が含まれているかを確認しておきましょう。

実施してもらえない場合、あなたの手間やリスクが増えます。

5-2. 契約条件に問題ないか(重要度:★★★)

業者は安くするために、契約に制約をつけてくる可能性があります。下記の契約内容は要注意ですから、利用時は注意しましょう。

積みきり契約

指定のトラックに乗るだけしか積まないという契約です。

大型の家具などは優先して運んでくれますが、積めない場合は本当に積んでくれず、自分で宅配便などを手配して送ることになります。

利用する場合はトラックの大きさを必ず確認し、小さいトラックの場合、おすすめしません。一般的に、下記の大きさはあった方がいいです。

  • 1人暮らし:2トントラックショート
  • 2人暮らし:2トントラックロング
  • 荷物が多くはない家族の引っ越し(3LDK未満):3トントラック
  • 荷物が多い家族の引っ越し(3LDK以上):4トントラック

混載便

他の人の荷物と同じトラックで一気に運ぶという契約です。当日受け取れないことも多く、受取日を指定しにくいのがデメリットです。

必ずいつ荷物を受け取れるのか確認の上、納得した上で利用しましょう。

また、荷物の下ろし間違えなどが起こりやすいため、下記の理由でダンボールに大きく数字を振っておきましょう。

  • 1から順に番号を書いておけば、ダンボールの紛失にすぐ気付ける
  • 大きく目立つ数字を書いておけば、業者もあなたの荷物だと判断しやすい

フリー便

引越しの時間は、引越し業者のスケジュールに合わせるという契約です。

近い距離の場合にも1日予定を開ける必要があることを理解してから利用しましょう。

5-3. 引越安心マークの有無(重要度:★★★)

引越安心マーク

引越安心マークを取得している業者がおすすめです。

引越安心マークとは、公的な協会である「全日本トラック協会」によって、安全・安心な引っ越しサービスを提供すると認められた業者を認定する制度です。

取得している業者であれば、料金・作業でのトラブルが起こりにくく、いざという時も誠実に対応してくれますし、最悪、協会が間に入ってくれるので安心です。

16社については先程の「業者一覧」で取得状況を一覧にしていますが、16社以外の業者は全日本トラック協会のホームページ(http://www.jta.or.jp/)で確認しましょう。

おすすめの4業者はもちろん取得しています。

5-4. 作業員の人数(重要度:★★☆)

作業員が多い業者の方が、引っ越し作業が早く終わるのでおすすめです。

また、アルバイトよりも社員の方が、責任感ある仕事をしてくれる傾向なので、「全員正社員」など、社員の比率の高さをアピールしてきた業者はよりおすすめです。

5-5. 補償内容(重要度:★★☆)

基本的に業界のルールで、「引っ越し中に壊れたものは業者が補償する」と決まってきます。

このページで紹介したような大手業者は問題ありませんが、中小や個人の引っ越し業者は上記ルールを守らず、いざという時も補償してくれない可能性があります。

壊れ物をお願いする際は、「引っ越しで物が破損したら補償はしてくれますか?」と聞いておきましょう。

5-6. 梱包資材をもらえるか(重要度:★★☆)

どんな梱包資材をもらえるか、事前に確認しておきましょう。

業者によってはダンボールすらもらえない可能性がありますから、その場合はあなたがAmazon(https://www.amazon.co.jp/)などを使って用意する必要があります。

その他、洋服を掛けたまま運べるハンガーケース(図左)、靴を下駄箱と同じように運べるシューズケース(図右)など各社便利にするグッズを用意しています。

サカイの梱包資材

引用:サカイ引越センター

上記のような資材も検討材料にして1社決めましょう。

営業マンの評価は?

よく「営業マンの対応を見ろ」という人もいますが、多くの場合で、営業マンとやり取りするのは、引越しの見積もりと直前の確認くらいです。

当日の作業は別の人が行うので、営業マンの良し悪しで判断しないようにしましょう。

業者を決めたら連絡しよう

以上の観点で業者を決めたら、正式なお願いをしましょう。

使わない業者への連絡は不要ですが、電話で連絡が来るようなら、1度出て、ここまでと同様「第三者の決定」で決まったと伝えましょう。

<例>
業者:先日のお見積もりの結果、いかがでしょうか?
あなた:すいません、同居人の判断でA社さんにお願いすることになりました。
業者:理由はなんでしょうか?
あなた:同居人の決定で、よくわかりません。

ここで、金額が理由であれば、正直に伝えることで安くしてくれる可能性もあります。

ワンポイントアドバイス:お願いと一緒に最後の値引き交渉も可能

お願いするときに、最後に1度だけ料金交渉をすることで、より安くしてくれる可能性もあります。

1割程度の割引を狙ってみましょう。

<例>
あなた:先日見積もりいただいた〇〇です。実はA社さんとも比較して、◯円まで下げてくれるのであれば、御社に決めようと思うのですがいかがでしょうか?

・OKな場合
業者:わかりました。◯円でやらせていただきます。
あなた:ありがとうございます。よろしくお願いします!

・NGな場合
業者:すいません、うちはこれ以上下げられないです。
あなた:わかりました。でも、御社のサービスが良さそうなので、今回は見積もりの金額で大丈夫でお願いしたいです。

6. 引っ越しでやることリスト

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Nさん(30代・家族引っ越しを検討)
引っ越しの見積もりや料金についてはわかりました。その他、引っ越しでは何をすべきでしょうか?

引っ越しですべきことは業者探しや、見積もり以外にも複数あります。

ここでは、やるべきことを時期別に一覧でまとめました。

6-1. 引っ越しを決めたらすぐにすべきこと

下記の手続きは、引越しを決めたらすぐにすべきです。

すべきこと すべき人 すべきこと
①賃貸物件の契約 まだ家が決まっていない方 SUUMO」などで家を探す。
②賃貸物件解約手続き 賃貸で家を借りていた方 管理会社へ解約の連絡
③学校の転校手続き お子さんが転校する方 まずは今の学校へ連絡し指示を受ける
④幼稚園や保育園の転園手続き お子さんが転園する方 引越し先の自治体・園に連絡し、空きを確認する
⑤引越し業者の選定 全ての方 引越し侍」で業者を探す

6-2. 引っ越しまでに余裕を持ってしておくべきこと

上記ほど緊急ではありませんが、引越しまでに計画的に以下の手続きをしておきましょう。

すべきこと すべき人 すべきこと
①荷造り 全ての方 当日までに、ダンボールに入れられるものは全て入れ、引越しができるようにする
②工事が必要なサービスの手続き 光回線/電話回線/CSやケーブルテレビの契約をしている方 業者へ引っ越しの連絡
③不用品の処分 全ての方 自治体のルールに従いゴミを出す
④職場への連絡 仕事をしている方 上司・会社への連絡をしておく
⑤ガスの移転手続き・新居で利用申し込み 全ての方 ガス業者に引っ越す旨の連絡をする(利用終了時・開始時に立ち会いが必要)
⑥電気・水道の移転・解約手続き 全ての方 電気・水道業者に引っ越す旨の連絡をする
⑦郵便物の転送手続き 全ての方 郵便局の「e転居」などで郵便の転送を依頼しておく
⑧NHKや新聞の住所変更 加入している方 NHK」や新聞会社の住所変更手続き

6-3. 市区町村が変わる方が、引っ越し前に役所ですべきこと

別の市区町村に引っ越す場合、引越しの1~2週間前に役所に行き手続きが必要です。

下記の書類に加え、「個別に必要な物」を持って、役所に行きましょう。

  • 本人確認書類:免許証、パスポート、保険証、在留カード
  • 印鑑

用紙は市区町村のホームページでもダウンロード可能ですが、役所に行けば用意されていますから不要です。

すべきこと 別の市区町村に引っ越す人の中で、すべき人 個別に必要な物
①転出届の提出 全ての方
②印鑑登録の抹消 印鑑登録をしている 登録している印鑑/印鑑カード
③国民健康保険の手続き 国民健康保険に加入している方 家族全員の国民健康保険証
④児童手当の手続き 児童手当を受け取っている方
⑤介護保険の手続き 介護保険の給付を受けている方 介護保険被保険者証
⑥原付の廃車手続き 原付を持っている方 外したナンバープレート

6-4. 引っ越し後に自宅などですべきこと

引っ越した後、自宅でもできる手続きですから、引っ越し業者の作業中にでも済ませておきましょう。

すべきこと すべき人 すべきこと
①電気・ガスの利用開始の連絡 新居で使う事業者に連絡してない方 利用開始の連絡をする
②スマホの住所変更 スマホを持っている方 マイページなどから住所変更をする
③銀行への住所変更 銀行口座を持っている方 ネットバンクや窓口で変更手続き
④クレジットカードの住所変更 クレジットカードを持っている方 マイページなどから住所変更
⑤Webサービスの住所変更 Amazonなどネットサービスを使っている方 マイページなどから住所変更

6-5. 引っ越し後に役所などですべきこと

引っ越し後2週間以内に下記の手続きは終えておきましょう。

必要なものは、下記の書類に加え、それぞれの項目に「個別に必要な物」です。

  • 本人確認書類:免許証、パスポート、保険証、在留カード
  • 印鑑
  • 転出証明書(別の市区町村から引っ越してきた方)

用紙は市区町村のホームページでもダウンロード可能ですが、役所に用意されていますから持っていく必要はありません。

すべきこと すべき人 個別に必要な物
①転入届の提出 他の市区町村から引っ越してきた方
②転居届の提出 市区町村の中で引っ越した方
③マイナンバーの住所変更 全ての方 同一世帯全員分のマイナンバーカードか通知カード
④国民健康保険の住所変更 国民健康保険に加入している方 家族全員の国民健康保険証(同一市区町村の)
⑤国民年金の住所変更 国民年金に加入している方 国民年金手帳
⑥妊婦健康診査受診票の交換 妊娠中・出産後の方 新しい自治体に事前に確認
⑦犬の住所変更 犬を飼っている方 新しい自治体に事前に確認

役所以外の公的機関ですべき手続き

警察署など役所以外の場所でも下記の手続きが必要です。

すべきこと すべき人 すべき場所
①免許証の住所変更 免許証を持っている方 警察署・もしくは免許センターや免許試験場
②車庫証明書の申請 自動車を持っている方 警察署
③自動車の住所変更 自動車を持っている方 運輸支局」※軽自動車の場合は「軽自動車検査協会
④バイクの住所変更 126cc以上のバイクを持っている方 新しい住所の「運輸支局

7. まとめ

引っ越し業者について、何をしてくれるサービスなのか、またどうやって業者を選べばいいか紹介してきましたがいかがでしたか?

引っ越し業者は引っ越しにはなくてはならないサービスで、引っ越しを検討する、全ての方が使うべきです。

ただ複数社に見積もりを取らないと、安くなりにくいため、「引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)」を使って、複数社から見積もりを取ることから始めましょう。

あなたがより安く、より良い業者を選べることを心から祈っています。

参考:サービス評価の根拠

サービスの評価は下記をそれぞれ2点満点、計10点満点で評価しています。

評価項目 評価基準
①サービス内容 下記合計10点満点を2点に圧縮

  • 洗濯機の取り付け・取り外し(無料:2点、縦型は無料 :1.5点、有料:1点、未対応0点)
  • 引っ越し後のダンボールの回収(無料:2点、有料または条件によって有料:1点、未対応0点)
  • 作業員の靴下の履き替え(あり:2点、見積もり時に要申告:1.5点、有料:1点、なし0点)
  • ベッドの解体をしてくれてる(無料2点、有料:1点、未対応0点)
  • 引っ越し後の、家具の移動(1回無料:2点 、有料:1点、未対応0点)

※ホームページ、一括見積もりサイトに情報がないものはメールなどで問い合わせ。回答はあったものの、上記サービスの有無について、明確な回答を得られなかった項目は、それぞれ1点で評価。

②梱包資材 合計10点満点を2点に圧縮
下記が無料:2点、有料1点、取扱なし:0点

  • ダンボール
  • 布団カバー
  • ハンガーケース

下記が無料:1点、有料0.5点、取扱なし:0点

  • 食器ケース
  • 食器の梱包紙
  • シューズボックス
  • エアキャップ

※ホームページ、一括見積もりサイトに情報がないものはメールなどで問い合わせ。回答はあったが、上記梱包資材の有無について、明確な回答を得られなかった項目は、2点満点の項目=1点、1点満点の項目=0.5点で評価。

③引越安心マーク 取得=2点、未取得=0点
④社内教育 公式ページに教育制度と社内資格が明記2点、どちらか1.5点、明記なし=1点
⑤補償 業者が壊したものの保証あり=2点、補償について明確な記載および返答なし=1点、保証なし=0点

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